2013年05月18日

ぼくはきみと話たいから言葉をつくるんだ。若いってすばらしい!!

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photography by lex
 
 誰かと誰かが親密になるというのはふたりにとって、①同じ意味をもった言葉を造っていくこと、②ある言葉に同じ意味を与えること、だろう。

 最近、若者が造った「激おこぷんぷん丸」なる言葉を知った。この言葉は正直すごいと思った。だって「メッチャ怒ってる」という意味だろうことはすぐに直感できたから。

 おそらく、この文章を読んでいるきみもぼくも日本人で日本語を話している。けれど言葉は個人の経験のインデックスだから、それぞれ違う意味や感情や記憶を紐付けしている。ゆえに誰とでも話が通じるわけではない。

 だからぼくは議論を好まない。「」という言葉ひとつとっても、その人がどういう文脈で、どういう意味で使っているのかをまず理解しなければ彼が言わんすることが理解できないからだ。

 するとどうしても黙って話を聞いていることになるから、せっかちな人だと「おまえやる気あんのか」と怒らせてしまう。そういうことばかりが続いてきた人はきっと、人と話すのが嫌になる。

 ところがだ。「激おこぷんぷん丸」なる言葉は意味の個人差を無くしてしまうほど意味を表明している!!それに面白い!!

 ぼくはきみに怒っている。だけどきみを嫌いなわけじゃない。きみの言っていること、やっていることに怒っているのであって、きみと仲たがいしたいわけじゃない。

 そういうニュアンスが伝わってくる。これはとても上手な自己主張ではないか。自分の気持ちに素直であると同時に、相手の人格をも尊重するコミュニケーションスキルをアサーションというが、若者はどこでこんな高等な話法を習得したのか?

 否、これは人間の持ってる能力の発露だ。

「今、きみと話がしたい」という当たり前の感情が、若者にコミュニケーションスキルを発見させたのだ。


 いつの時代も若者は新しい言葉を生み出していくけれど、それは若い時の方が他者と親密になることに貪欲だからだろう。

 あまり長く生きると他人に絶望することが多くなるものだが、若者はまだ知らない。生まれた時からあって、普段使っている与えられた言葉では、誰かと心が繋がれないという現実に怯むことがない。柔軟な発想で既成の言葉を乗り越えようと新しい言葉を創造する。そうすることで誰かと繋がろう、現実を変えようという試みる。

「今、きみと仲良くなりたい」という当たり前の感情が新しい言葉を生み出す元なんだ。お互いがきみのことを知りたい、もっと仲良くなりたいと思った時、そこには同じ意味をもった新しい言葉が生まれるんだ。

 逆を言えば新しい言葉を生み出せなくなったら、もう若くはないってことかもしれない。

 それは人と真剣に関わっていないってことだから。

 無論、若者もいつかは言葉だけじゃ誰かと繋がれないという言葉の力の限界に気づく時は来るだろうけれど。


 それにしても、どうして歳を食うほど人と繋がることに慎重にならざるを得ないのだろう。

 
 ・夢や希望にあふれて
 ・いつでも前向きで
 ・自分の力を根拠もなく過信して
 ・人を見たら善人だと思って


 そんなおっさんは、きっと信用されないからなんだろうけれど。同世代からも若者からも...。

 若いっていいな。

 おっさんは歳を取ることにも臆病になっていくわけで...。


 今月またひとつ歳を取る。今年は免許の更新だ。

 5年前の自分と比べて今の自分は明らかに、


 ハゲてる(汗)


 ああ、嫌だ。


 南無大慈大悲観世音菩薩


 願わくは我に老いを受け入れる勇気を与えたまえ





 ハゲは進化だ、この野郎!!
 http://nikkan-spa.jp/391152


ロッテ歌のアルバム ビクター編



posted by 駿喆咲道 at 18:24 | TrackBack(0) | 日帖 | 更新情報をチェックする






■恋愛にも新規顧客開拓にも使える出遭いの教科書
■著者
駿喆咲道@suntetusakudu

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1978年生まれ、東京都在住。「人間とは何か、私とは何か」をテーマに、実存と人間関係の悩みに光を注ぐことを使命にしています。尊敬する人は『夜と霧』の著者 V.E.フランクル(ロゴセラピー)です。

私は常に「道」を求めて開発改善に努めています。それゆえ記事の投稿後も何度も推敲を繰り返します。それにより読者に損害が生じることは恐らくありませんので御安心ください。

なお、毒舌、エスプリ、おやじギャグ、スラングなどを用いたり、テキトーな言葉遊びによって人を煙に巻くような話をすることがあります。下ネタを発することもあります。その旨、ご注意ください。


I produced this template on August 29,2017.


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