2014年02月24日

2014年の甲午はどんな年?―易で占う女王蜂とかぐや姫―

Schleich シュライヒ ルシターノ馬






 今年も易を使って世界の運命を占ってみましょう。

■午
 
 午は古来から人の乗り物として重宝されてきました。特に戦争の際にはなくてはならない存在です。馬は今で言うところのバイクや車です。現在「駅」といえば鉄道を思い浮かべますが、もともと駅とは馬を休めるために街道に設けられた休憩所のことです。癸巳の年はJR北海道で事故が相次ぎましたが、今年も引き続き鉄道関係、交通関係に注意してください。

 また馬は牛とともに農業においても活用されてきた歴史があります。かつて人間は馬や牛を使って畑を耕したり、収穫物、肥料、農具を運んだりしました。

 火は強すぎると戦争などの破壊的攻撃的な意味になりますが、娯楽、飲食、ファッション、スポーツなど人を楽しませる要素もあります。

キーワード
馬、駅、車、バイク、道路、鉄道、農業、戦争、映画、テレビ、演劇、音楽、飲食、ファッション、スポーツ。



■甲
 
 甲は幹を持つ樹のことです。特に地上に出てる部分。そこから果物は甲に分類します。人体では頭、肝臓、神経。性格は頑固、熱血漢、曲がったことが大嫌い、直情、一本気、不屈の精神、努力家、融通が利かない。曖昧さ回避、何でも白黒ハッキリさせたがる。

キーワード
樹、林、森、果物、頭、頭領、肝臓、神経



■甲午
 
 今年の干支は甲は真夏の太陽のような強い火のエネルギーである午に燃やされています。木が燃えると煙が出て灰になります。塵埃を吸うと肺・気管支を傷めます。甲は頭を意味するので強い火にやられてカッとなる人が増えます。

 甲と午の組み合わせからイメージできるのは山火事、火力発電などです。



■風火家人
 
 火の上に木があるといういうのは卦でいうと風火家人です。外卦・風と内卦・火の組み合わせは火によって風が起こり、風によって火が盛んになると読むこともできます。竜巻などが起きた時は火事に注意してください。武力衝突、ネットでの炎上、反政府デモ、脱原発デモ、ヘイトスピーチなども勢いを増すと思います。

 風火家人は周易では家庭を意味する卦で女性が貞節をもって家を治めよと説いています。4月1日より消費税が5%から8%にアップされます。これまで以上に節約とやりくりが大事になりますがピンチの時こそ家族の結束は試されます。収入は増えないのに徴収ばかりが増える今、離婚という選択は賢くありません。世の中が良くない時は家の中を良くすることに勤めましょう。夫は家族サービスを増やし、妻は夫の功労を讃えましょう。家計が苦しければ妻は働きに出て乗り越えましょう。かといって働き口がなければどうにもなりませんが・・・。



■天風后
 
 午は十二消長卦では天風后です。初交の上昇しようとする陰を、下降する5つの陽交が抑えようとしています。普通は陰は上昇しないし、陽は下降しません。なのでこの卦は忤(さからう)という意味を持ちます。この卦の持つイメージから周易では初交の陰を女王蜂にたとえています。女王蜂は一妻多夫です。午は真昼の陽なので陰は陰でも強い陰です。ここから女性のリーダーがクローズアップされます。あるいは真実(陽)に覆われた嘘(陰)、みせかけの真実とみることができます。

2/4現在 女性がリーダー(女王、大統領、首相、精神的指導者)の国
イギリス(エリザベス女王)
ドイツ(メルケル)およびドイツが実質の長であるEU(欧州連合)
ミャンマー(アウンサンスーチー)
ウクライナ(ティモシエンコ前首相を収監中)
韓国(朴槿恵)
アルゼンチン(クリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネル)
チリ(ミチェル・バチェレ)
ブラジル(ジルマ・ルセフ)
リベリア(エレン・ジョンソン・サーリーフ)
リトアニア(ダリア・グリバウスカイテ)
コソボ(アティフェテ・ヤヒヤガ)
マラウイ(ジョイス・バンダ)
セントルシア(パーレット・ルイジー)

 
 昨年、ジブリの高畑勲監督の「かぐや姫の物語」が公開されました。民俗学者の吉野裕子は竹取物語の作者はこの天風后をベースにかぐや姫の求婚譚を創作したと言います。初交の陰は月へ帰るかぐや姫であり、求婚する5人の男性は5つの陽交というわけです。かぐや姫に求婚したのは右大臣阿倍御主人、大納言大伴御行、中納言石上麻呂、車持皇子(藤原不比等)、石作皇子(宣化天皇の四世孫・多治比嶋)。かぐや姫は結婚の条件に5人に無理難題を要求しますが結果は全員アウトでした。

 石作皇子、車持皇子はその財力で精巧な偽物をつくって欺こうとするが失敗。阿部は唐の商人に「絶対に燃えない鼠の皮衣」の精巧な偽物をつかまされたことに気づかずに献上し失敗。大伴は果敢に龍の玉を取りに航海に出かけるが嵐にあって重病にかかる。石上も自ら「燕の産んだ子安貝」を探しに冒険に出るがケガをし絶望して死んでしまう。

 かぐや姫の噂はついには時の帝の耳にも入り、帝はかぐや姫を妻に所望する。かぐや姫は帝にもウンとは言わなかったが、帝はまめで紳士だったので誠意が通じ、やがて二人は和歌のやりとりをするようになる。

 そうして三年の歳月が流れ時、月よりの使者がかぐや姫を迎えにくる。帝は軍隊を差し向けて阻止しようとするが天人の超常的な力で軍隊は戦意を喪失してしまう。その隙にかぐや姫は天へと昇っていってしまった。誰一人血を流さずに。

 これは真実(陽)は隠(陰)しても明るみに出ること、真実を懐柔できる秘法などどこにもないこと、真実は誠意ある者だけを愛すること、真実は武力をもってしても抑えられないことを意味しています。

 要するに竹取物語と似た事象が今年は起こります。



蛇―日本の蛇信仰 (1979年) (ものと人間の文化史〈32〉)


posted by 駿喆咲道 at 18:42 | TrackBack(0) | 占い | 更新情報をチェックする






■恋愛にも新規顧客開拓にも使える出遭いの教科書
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駿喆咲道@suntetusakudu

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1978年生まれ、東京都在住。「人間とは何か、私とは何か」をテーマに、実存と人間関係の悩みに光を注ぐことを使命にしています。尊敬する人は『夜と霧』の著者 V.E.フランクル(ロゴセラピー)です。

私は常に「道」を求めて開発改善に努めています。それゆえ記事の投稿後も何度も推敲を繰り返します。それにより読者に損害が生じることは恐らくありませんので御安心ください。

なお、毒舌、エスプリ、おやじギャグ、スラングなどを用いたり、テキトーな言葉遊びによって人を煙に巻くような話をすることがあります。下ネタを発することもあります。その旨、ご注意ください。


I produced this template on August 29,2017.


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